僕はにわかおじさん

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砂ぼうずの思い出(アニメ)

どうも!カラオケの十八番など特にないにわかおじさんです。カラオケ好きやけど必ず歌う曲はないなぁ、あった方がいいんだろうか?そんなことはさておき、今回はアニメ砂ぼうずについてです。今回はラストのネタバレもするので嫌な人はブラウザバックでお願いします。では簡単なあらすじからいきましょう。

 

舞台となっているのは文明が崩壊し荒地となった関東大砂漠、そんな世界になっても人は争いを続けていた。そんな中、便利屋として名をあげてきたのが砂漠の妖怪と呼ばれる主役である砂ぼうず(本名を水野灌太)、金と女(ボイン)のためならどんな卑怯な手段をとる男である。今日はいったいどんな依頼がまちうけているのだろうか。

といった感じです。女性に弱く、それが原因で失敗するのはルパンを思い出させます。まあ砂ぼうずはゲスすぎてルパンとは比較対象できませんが・・・それでは印象に残っていることにいきましょう。

 

①ロケットウインチ

バックパックからワイヤーを射出し、何かに巻きつけて移動といった風に使う砂ぼうずがよく使用する道具です。これって今考えると進撃の巨人の立体起動装置の簡易版みたいなものなんですよね。なので最初進撃の巨人を見た時、ロケットウインチを思い出しました。

 

②第2話「砂と、雨」

砂ぼうずのライバルである借金取立人、雨蜘蛛と対決するお話です。とある村で対決することになるのですが、そこの村長が現れていきなり砂ぼうずの歌と雨蜘蛛の歌を歌いだします。これが印象にすごく残っています。

砂ぼうずの歌

どこからともなく現れて ダレとも知れず去って行く

空を飛び地に潜り人を惑わしバカにして

まんまと仕事終わらせる

砂漠の妖怪 砂ぼうず 砂ぼうず 砂ぼうず

 

雨蜘蛛の歌

砂嵐もなんのその 狙った獲物は逃がさない

逃げた債務者つかまえて いっさいがっさいなにもかも

魂ぬかれて あわれな廃人 ただのゴミ

まさに死神 取り立てにん

 

で、この歌を串田アキラさんが歌ってるんですよ。それが映像と合わさってみるとすごくいい出来栄えになっています。ぜひ第2話を見て聞いてほしいですね。

 

③終わり方

えっ!2話のあとに終わりの話なの!?ってお思いの方、他の話も面白いんですよ、ただおじさんのなかで印象に強く残っているのが終わりの方ってだけなんでね。なんやかんやあって政府軍と反政府軍の戦いに巻き込まれていくことになる砂ぼうず、反政府派としてこれまで戦ってきたんですが、なんと途中で死亡・・・主役は弟子である小砂になります。しかしこれには裏があって実は死んだふりして政府軍に寝返っていました。で、こっからがひどいんですが水野灌太は自分の痕跡を消すため、今まで世話になった人の店を燃やしたりしてたことが発覚、基本外道なことしかやっておらず完全に小砂の敵となります。こうして二代目砂ぼうず対初代砂ぼうずという構図ができます。なお、アニメはここで終了します。締めは関東大砂漠は今でも欲の皮が突っ張った人間が相も変わらず小競り合いをしていますみたいな感じで締められたと思います。この展開に当時は驚かされ、強く印象に残っています。

 

で、後日談ですが・・・続きがすごく気になり単行本を買い始めます。しかし、なんと作者の方がぶっ倒れて続きがなかなか出ない状態に・・・現在は元気になられた?のか続きの巻がでておりますが、それまでに大分時間が空いたためおじさんは諦めて集めたものは処分してしまいました。もっとも、前半のような軽いノリが消え、重い話になってしまったのがおじさんにとって興味をなくす一因となったのもありますが・・・でも完結したらマン喫で読むかもね。

 

ということで以上砂ぼうずの思い出でした。機会があればもう一度最初からみたいなと思っている作品です。DVDは規制解除されていて過激なシーン(エロはなしよ)が映るみたいですしそこにも興味があります。

では、ここまで読んでくれた方ありがとう!またお会いしましょう。