今日のブログは何をテーマにしようかな、などと考えながらネットを見るとそこには
こち亀、連載終了のニュースが!?
実はにわかおじさん、こち亀、長い間ちょこちょこと買ってました。だいたい古本でですけど・・・すみません、秋本先生<(_ _)>
そんなこち亀なんですが、気付けば家に170巻まで間が抜けずに存在、プラス170巻以降のが間が空きながら十冊ちょっとあります。
やっぱり、このニュースを聞いて、一番思ったことが、「寂しい」でした。いつもそこにあるものが急になくなると聞くとやはりこういった感情が湧きあがりますね。
というわけで今回、ここからはこち亀の印象に残ってる話です。ブログでいつか話題にしようかなと思っていた話が二つあったので、そのうちの一つを今回取り上げます。
こち亀のあらすじはさすがに省略します。ではタイトルから紹介。
170巻「改名くん」の巻
どういう話かと言うと、40巻で初登場した「法条正義」という東大卒で、ゴツイ顔を持つが気は小さいという警察官が登場、最近どうも運が悪いという話を両さんにしたところ、開運するための改名を勧められます。そして、どこのものかよく分からない(両さんが作った?)「改名くん」という機械で改名する名前を決めた結果、名前が
「凄苦 残念」(すごく ざんねん)
に決定します。強引に区役所で名前をかえられ、「残念」となります。この時、寺井巡査も「丸井ヤング館」に改名させられます。
しばらくすると、改名した2人に幸運が訪れます。それを聞いた両さんは、自らの名前も改名くんで代えることにします。その結果の名前が
「間抜ケ クソ野郎」
となります。さすがの両さんもこれには抵抗があります。みんなから
「よう、間抜け!」、「クソ野郎、元気ぃ」「おう、クソ野郎」「クソ野郎、メシたべにいこうぜ」
といわれることを想像します。この場面を想像したらおかしくて、当時、ジャンプを電車内で読んでたのですが、笑いを必死にこらえてました。
悩んだ挙句、結局「クソ野郎」に改名しますが、機械が故障していたために開運はひらけず、運は悪いままです。そこで機械の故障が判明、そして、機械が悪口ばかりの改名することに気付きます。これを利用し、改名くんをあだ名くんとして小学生をターゲットに販売開始します。ヒットしましたが、いじめを助長するとして発売は中止、回収になり結局、両さんは赤字をだしてしまい、運は開けませんでした、ちゃんちゃん。という話です。
これ以後、法条と寺井は改名したままになります。そして、法条では長い間ほとんど出番がなかったのですが、凄苦残念として再びちょくちょく登場するようになりました。
楽しいお話でした。それでは最後に、
秋本先生、長い間お疲れ様でした。今まで面白い話をたくさん読ませていただき、とても感謝しています。
ここまで読んでくれた方、ありがとう!またお会いしましょう。